2005-07-20 第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
しかし、その後、これは七月の三十日でありますけれども、当時の鈴木初等中等教育局長が国会で答弁をしておりまして、実は五十六年度、つまり前年の八一年の検定の中において、日中の戦争に関して、検定の結果、「侵略」の表記が「進入」というふうに改まった例はあるけれども、「進出」というふうになった例はないんだ、つまり事実無根なんだと。
しかし、その後、これは七月の三十日でありますけれども、当時の鈴木初等中等教育局長が国会で答弁をしておりまして、実は五十六年度、つまり前年の八一年の検定の中において、日中の戦争に関して、検定の結果、「侵略」の表記が「進入」というふうに改まった例はあるけれども、「進出」というふうになった例はないんだ、つまり事実無根なんだと。
ところが二十九日に、文部省の鈴木初等中等教育局長という方が、在日中国大使館王暁雲公使に対して、またその次の日には韓国の李相振公使に対して、いろいろと御注意は受けましたけれども、教科書の検定は従前から一貫した方針のもとに行われており、検定済み教科書には全体として日中共同声明の精神、日韓友好の精神にのっとった記述が行われている、御了承くださいと言っているわけであります。
そこで、文部省のこれに対する見解と、しからば具体的な対策をどうするのかということをお伺いしたいのと、時間もありませんからもう一つ続けて、五十八年三月十日、つい最近ですね、鈴木初等中等教育局長の通達を見ますと、校長を中心として全教職員が一致協力する体制の確立にかかっておる、こういうことをおっしゃっております。私もそのとおりだと思います。
○久野委員長 鈴木初等中等教育局長。(発言する者あり) 後藤田官房長官。